院長あいさつ
村井歯科医院 院長より
高度総合歯科医療をかかげる歯科医院として、平成11年9月に京都中央・四条烏丸の地に、村井歯科医院は誕生しました。
高度総合歯科医療とは、現在の歯科医療の最高水準を駆使して、単に術者の腕を誇るだけでなく、個々の患者さまにとって優しく、かつ一番有益な治療法を行う歯科医療のことを指します。
開院以来20年余にわたり5700名を超える患者さまに通院していただいています。数多くの患者さまに高度な歯科治療を施すことは、確かに大切なことかもしれません。しかしそれよりも大切なことは、その歯科治療がいかに長くもつかということです。患者さまにとって、末永いお付き合いのできる村井歯科医院でありたいと考えています。
私の生きがい
私は、インプラントを含む総合歯科医療を自分のライフワークにしています。この分野で最善を尽くす一臨床家で一生あり続けたいと思います。「ど真剣に、患者さまとデンタルスタッフの幸福を望み、医療人として、人間的にも研鑽し、心優しい歯科医療を日々実践し、社会に貢献し続けること。」これに尽きると思っています。
過去8年間、京都府歯科医師会立京都歯科医療技術専門学校の校長代理・副学校長を務めさせていただきました。学生教育も医院における歯科医療も相通じるものを感じています。
- 受ける側の人生に結果としてどのようなプラスを与えるか。
- 歯科医療を通じて人類・社会に対する貢献を追い続けること。
これが私の歯科医師としての生きがいです。
教育に関わる活動を行ってます。
学会活動は、村井歯科医院開業後も継続しております
開業後の臨床業績と大学時代の研究業績が認められ、公益社団法人日本口腔インプラント学会の指導医、専門医に。また、特定非営利法人近未来オステオインプラント学会指導医、認定医、公益社団法人 日本歯科補綴学会の専門医に、列していただきました。
社団法人京都府歯科医師会立京都歯科医療技術専門学校の校長代理の教務部長に、平成19年4月に就任しました。また、21年4月には、副学校長に就任しました。
大学時代に、歯学部学生、大学院生対象にlectureをした経験をもとに、歯科医師・歯科衛生士向けのセミナー、コースを開催してきました。
教育に携わることで、より高度な歯科医療を追求していく所存です。
従来の歯科医療と海外の医療について
従来の歯科医療は、削って、詰める。被せる。ダメになるまで放っておいて抜く。抜いたら入れ歯、ブリッジを入れておしまいです。日本は、世界的に見て、先進国であることは、間違いありません。保健医療制度の素晴らしい一面もありますが、日本以外でのスタンダードの治療は、日本では、自由診療(自費治療・保険外)という形で行われています。
あまり知られていないことですが、日本は、歯科の修復治療や入れ歯を公費の健康保険で受けることのできる世界で唯一の国です。国民皆保険で治療ができるようにするために、安価な金属やプラスチックを用いられています。また、厚労省が設定するいわゆる保証期間は、プラスチックの詰め物や銀の詰め物では、3ヶ月程度。
入れ歯で、6ヶ月。被せるタイプのクラウンやブリッジで2年間となっています。
要は、安かろう、悪かろうということになります。
常識的にそれ以上の期間はもちますが、材質の限界があるわけですから、当然近い将来の再治療が前提になっています。そのときには、歯の状態は治療以前の状態よりもかなり悪くなっての再治療ということになります。アメリカでは「歯は自己管理の象徴」ともいえるほどに白く健康的な歯並びのトップセー ルスマンが多々おります。彼らはみな専属の歯科医に歯のメンテナンスを行ってもらっているわけです。
アメリカでは考えられないことですが、日本では、一流企業のトップが惨憺たる口元のまま海外に出て行って、失笑を買っていることがいまだにあります。
院長・副院長プロフィール
【院長】村井健二
患者さまの口腔の健康をお守りすることを通じて社会に貢献することが、村井歯科医院の使命です。
村井歯科医院のメインテーマは、チームアプローチで、学術、臨床的に上質の歯科医療を患者さまに提供することです。
言うまでもありませんが、医師の手腕を自慢するような医療は良い医療とは、言えません。当医院では、あくまでも人が相手の優しい歯科医療を実践していきます。全国的にも珍しいインプラント・保存・補綴領域の有資格の学会専門医による高度医療の可能な医院であることから、遠隔地からの紹介患者さまも多く、ニーズに合わせた優しい心のこもった総合歯科医療に取り組んでいます。
平成元年 | 九州大学歯学部卒業 大学院歯学研究科歯学臨床系入学(補綴学第二教室、口腔解剖学第一教室) |
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平成7年 | 九州大学院修了、博士(歯学)取得 専攻:口腔インプラント学、歯科補綴学 九州大学歯学部附属病院勤務 |
平成11年9月 | 京都市(四条烏丸)にて、村井歯科医院を開業、現在に至る。 |
公益社団法人日本口腔インプラント学会 指導医・専門医・代議員・専門委員会委員
九州大学病院歯科医師臨床研修管理委員会委員・協力型施設施設長・指導医
公益社団法人日本補綴歯科学会 専門医
特定非営利活動法人近未来オステオインプラント学会指導医・認定医、京都支部長
京セラインプラント公認インストラクター
高度総合歯科医療研究会 会長
臨床歯科インフォームドコンセント推進協議会 会長
一般社団法人京都府歯科医師会立京都歯科医療技術専門学校 元副学校長
公益社団法人日本口腔インプラント学会 第34回近畿北陸支部学術大会(平成27年開催) 実行委員長
- 公益社団法人日本歯科医師会
- 臨床歯科インフォームドコンセント推進協議会
- 一般社団法人京都府歯科医師会
- デンタルインプラント木曜会
- 公益社団法人 日本口腔インプラント学会
- N.L.C.D.(New Leaders Club Of Dentistry)
- 公益社団法人 日本歯科補綴学会
- 九州大学病院歯科医師臨床研修管理委員会
- 特定非営利活動法人 近未来オステオインプラント学会
- 京都経営塾
- 高度総合歯科医療研究会
- 京都商工会議所
- お口のアンチエイジング(編著:村井 健二)
- 後悔しないための歯科医院選び!( 編著:村井 健二)
【副院長】磯辺量子
特定非営利活動法人 日本歯科保存学会 指導医・専門医
公益社団法人 日本口腔インプラント学会 専門医
九州大学病院歯科医師臨床研修協力型施設指導医
九州大学病院 歯周病科所属(平成4年4月~平成19年3月)
九州大学病院 歯内治療科所属(平成19年4月~平成24年3月)
高度総合歯科医療研究会 理事
臨床歯科インフォームドコンセント推進協議会
平成4年 | 九州大学歯学部卒業 |
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平成 4年~25年 | 九州大学病院 在籍 |
平成15年~現在 | 村井歯科医院 勤務 |
平成24年 | 九州大学大学院歯学研究院 博士(歯学)取得 |
メディア掲載実績など
書籍
(編著:村井 健二)
一般的な歯科医療の受け容れ態勢や標準的技術水準を理解することで、自分の望む治療が相談でき、歯科医院を選別するための情報源として活用していただければ幸いです。
(編著:村井 健二)
お口のアンチエイジングを目指す方のための手引書として編集しました。良い歯医者を選ぶための情報源として活用していただければ幸いです。
「痛くなってから行く歯医者さんから、お口の健康を守るために通う歯医者さんへ」そういった新しい予防歯科の考え方をわかっていただくためにできたのがこの絵本です。
CUREからCAREの時代になりました。
お子さまから熟年の方までお口の健康を見直していただけるきっかけになれば幸いです。
絵:吉村 香代子
雑誌
特集ページ、「安心、安全、確実なインプラント治療のための歯科衛生士の役割」に、「インプラント治療における器具・器材の準備と術後の保管・感染管理」と題しまして、村井歯科医院歯科衛生士浅田のぶ子が「環境に徹したマニュアル作り」「手術器具・器材の準備」「手術室の準備」「減菌ガウン・減菌グローブの着用」「術後の消毒、減菌」、「保管」、「円滑に診療を進められるシステムの構築を」といった項目に関して記事を掲載しております。また村井歯科医院長村井健二も歯科衛生士として必要な事項について記載しております。