予防歯科
村井歯科医院の予防歯科では
予防歯科分野では、口腔ケアに力を入れています。予防歯科は痛くありません。
痛くなってからではなく、普段から予防をして大切な歯を守りましょう。
歯磨き指導
歯磨きにはポイントがあります!気持ちいいブラッシングをぜひ覚えて実行してください。 あなたにぴったりの歯磨きの方法と歯ブラシ等を提案させていただきます。
歯石除去
歯についた歯石(古くなった歯垢の固まりが石灰化したもの)は細菌の繁殖の場になります。 この自分ではとれない歯石を除去します。この細菌が毒素を出し、歯周病を悪化させます。 一度ついた歯石は歯ブラシでは取れません。 「スケーラー」という専門の器具でサクサク除去 していきます。
口臭予防
ほとんどが歯科で治せます!
ひとくちに口臭と言ってもさまざまな要因で発生します。大きく分けて「お口の中の原因からくる口臭」とそれ以外のものです。 ほとんどは「お口の中の原因からくる口臭」でこの場合歯科で治すことができます。
口臭が気になる方は気軽にいらしてください。 それ以外の要因の場合は内科等適切な診療科をご紹介いたします。
お口の中の原因からくる口臭、口腔内の疾患が原因で発生する口臭
歯周病などの疾患によって破壊された組織や出血などは「嫌気性菌」にとって格好のエサであり、臭いの元です。疾患のある口腔内は、常に嫌気性菌が繁殖しやすい状況です。 すぐに治療しましょう。 虫歯や歯の根に病巣がある場合、また治療した被せ物に不調がある場合、口臭の原因になります。
精神的な口臭
必要以上に自分は口臭がきついと思い込んでしまう神経性口臭症。 精神的ストレスの影響から唾液の分泌が減少し、口腔内が渇き、口臭が強くなってしまうこともあります。
用語集
「嫌気性菌」とは?
酸素を好まない細菌で、舌苔の深部や歯周ポケット深部の酸素の少ない環境で増殖します。この菌が舌苔中のエサを食べて臭いのガスVSCを発生します。
「舌苔」とは?
食物の残渣などが舌の表面に垢のように蓄積したもの。
VSCとは?
硫黄ガスの総称で、臭いのガスです。口臭の主な原因は舌苔から発生するVSCと言われています。
お口以外から発生する口臭
身体の疾患に原因がある口臭
気管支拡張症・糖尿病・尿毒症・肝臓疾患などが原因で発生する臭いの成分が血液中に移行し、肺のガス交換により呼気(吐く息)として排出されます。
耳鼻咽喉科疾患が原因の口臭
扁桃腺炎・咽頭炎・副鼻腔炎などの疾患から臭いが発生し呼気として排出されます。
飲食物による一過性の口臭
ニンニクやお酒等に含まれる臭いの成分が消化吸収され、血液中に移行し肺のガス交換により呼気として排出されます。
タバコによる口臭
スモーカーは独特の口臭がします。
P.M.T.C
P.M.T.C(プロフェッショナル・メカニカル・トゥース・クリーニング)は、専門の衛生士などによる徹底した歯のクリーニングです。
通常のブラッシングでは届かない歯石はもちろん、歯と歯の間や歯肉の隙間に 入り込んだバイオフィルム(細菌の巣)まで除去します。 (上記の「歯石除去」ではバイオフィルムまでは除去できません。) お茶やコーヒーなどの色素やタバコのヤニもきれいに取れます。最後にフッ素コーティングして終了です。
定期的にP.M.T.C.を行うことで90%以上虫歯、歯周病を予防できるというデーターもあります。
シーラント
虫歯は歯ブラシの届きにくい歯と歯の間や咬合面の深い溝などにできやすいので、 ブラッシングを過信しすぎないことも必要です。深い溝はシーラントでふさぐと、ブラッシングでもケアしやすくなります。 また、COの虫歯(初期の虫歯)になっていてもシーラントで溝をふさいで初期 虫歯の進行を止める事ができます。
定期健診・歯のメンテナンス
メインテナンス(定期健診)はなぜ必要?
「悪くなる前に気がついて対処すること」
一番大事なことは「悪くなる前に気がついて対処すること」です。そのためにも、普段から患者さまご自身が口の中に関心を持っていただく必要があります。天然の歯でも、インプラントでも変化を見逃さないことでトラブルを未然に防ぐことができます。痛みが出てからでは、大変な状態になっていることが多いのです。
口の中は治療が完了した時が、最高の状態です。しかし、人間の体が日々衰えていくように、なにも手入れしなければ劣化していきます。長期的な安定のためには、専門家がサポートし、ご自身でケアしていただく必要があります。村井歯科医院では、定期健診を受けていただくことで、患者さまの生活習慣の向上を図り、口の中の健康を維持していただくよう考えております。
村井歯科のリコール(ご連絡)・メインテナンス(定期健診)について
患者さまにとって大切なことは、「食べる・しゃべる・微笑む」ということが過不足無く行えるということです。痛みが無くても、年に3~4回来院していただき、健診を受けてください。
- お口の状態・気になるところをお尋ねします。
- 歯周病の検査
- 虫歯のチエック
- 清掃状態のチエック
- 清掃用具の使い方のアドバイス
- 必要があればレントゲン撮影
- クリーニングとお口の健康を保つためのアドバイス
受診の時期については歯科医師・歯科衛生士とご相談ください。
現在お使いの歯ブラシもお持ちいただくと、その場で効果的な使い方についてアドバイスします。
その他現在、歯で気になることもご質問いただければお答えできます。