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歯周病を、どうくいとめるの?

「基本はプラークコントロール」歯周病基本治療が始まります。

「基本はプラークコントロール」さぁ、歯周基本治療が始まります

歯周組織検査が済み、必要があれば、歯周基本治療が、始まります。

第一にプラークコントロールが、非常に大切です。

プラークは歯の表面についている白いねばねばしたものをイメージしてください。プラークは、歯垢と言われますので、単なる汚れとか、食べカスと思われることがあります。しかしながら、プラークの体積の90%以上が、細菌です。歯周病菌は実は、全身病を誘発する原因にもなっています。

歯垢・歯石1mgの中には約2億個の悪玉菌が生息しています。

プラークコントロールを怠れば、わたしたちは悪玉菌を毎日飲み込み、血管を通して体内の他の臓器へ送っているということになりかねません。また、Biofilmといわれるパテ状の外れにくく増殖しやすいバリヤーが、形成されています。日にちの経った古いプラークは、う蝕や歯周病を起こすことになります。
プラークコントロールが、上手く出来ていないと、歯石は、3日もすれば、歯の表面にすぐに付着してしまいます。(プラークコントロールの鍵になるのは、患者さん自身のセルフケアーです。これをお助けするのが、歯科医院ということになります。プラークコントロールが出来れば、歯周病の進行は、多くの場合食い止められます(プラークコントロールについては、別途、述べていますので、参考にしてください)。

プラークコントロールが達成できれば、次は、スケーリングです。

いわゆる歯石を取ることです。この時点では、通常、歯肉縁上(歯ぐきの上)に見えている歯の表面についている歯石を除去します。使用するのは、もっぱら超音波スケーラーです。

 

プラークの付着する場所はどこ?

超音波スケーラープラーク(細菌のかたまり)は歯の表面に付着しているものと、歯の根っこや歯グキの間の歯周ポケットと言われる部分に付着しているものがあります。
どんな素晴らしい歯ブラシを用いても通常の歯磨きで落とせるのはせいぜい歯の表面に付着したプラークです。歯周ポケットの深い部分に付着した歯石、プラークを取り除くのは至難の業。

テレビCMのように上手くいかないのが普通です。

 

これを可能にするのは、歯科医院におけるスケーリングと、ルートプレーニングと呼ばれる歯石の除去や歯根面の滑沢化です。特に40歳を越えると必ずと言っていいほど歯茎の奥深い部分に溜まったプラークが歯石となって、歯の根面にこびりついています。それを取り除かなければ、プラークコントロールはできません。この歯の根面の滑沢化には、グレーシーキュレットといわれる手用の歯石とり用器具や、超音波スケーラーが、主に用いられています。 (写真は実際に当院で使用している超音波スケーラーです。)

中等度までの歯周病は歯周基本治療でかなりよくなる

また、歯石はその表面のザラツキがプラークの繁殖の場になります。プラークは細菌の塊で、付着した歯肉・歯周組織に炎症を起こさせます。歯周組織の炎症は、さらに菌に毒素を発生させ、結果として歯を支える歯槽骨を持続的に溶かしていきます。この細菌繁殖の場になる歯石を取り除いて歯根の表面をきれいにしなければ、歯周病は進行するばかりで歯槽骨はどんどん無くなっていきます。 ここまでの治療で中等度までの歯周病は、かなり改善されます。ここまでの治療を歯周基本治療と呼んでいます。

重度の歯周病では抜歯も選択肢のひとつ?

さて、不幸にも、歯のゆれ、痛みや、腫れなどの自覚症状が現れるまでに至った重度の歯周病の治療についてはどうなのでしょう。これについては歯科医師それぞれに様々な考え方があるのも事実です。
歯の根が歯槽骨にどれだけ埋まっていれば歯が助かるのか、あるいは抜かなくてはならないのかも、判断が異なる部分です。グラグラに揺れ動いている歯を無理して残すことにより噛み合わせに不都合が生じ、悪くない周りの歯まで抜くはめになる可能性もあります。  

また、生活習慣も大きな要因になっています。最近では、喫煙と歯周病の因果関係も強く指摘されています。それゆえに、歯周病治療についてはその辺りの嗜好に関する制限も起こってきます。

結論から言うと、歯周病は歯科医院サイドの治療に対する熱意・知識・技術と患者さんサイドの努力がかみ合えば回復に向います。

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